毛穴の黒ずみ、開き、たるみ、詰まりを改善する!生活習慣とは?

スキンケア

いつからだろう…?
毛穴が目立つようになった。
どうしたら治るんだろう?

こんなお悩みありませんか?

  • 毛穴は開いてきて、下に伸びてたるんでる。
  • 鼻の黒ずみは目立つし、小鼻には角栓が飛び出してる。
  • 詰まっているのか、ぽつぽつと赤くなっている。

いろいろなものを試してきたけど、改善しない。
すっぴんを鏡で見ると、落ち込みますよね。

その原因は、もしかすると日常の習慣にあるかもしれません。

今回は毛穴のトラブルを引き起こす習慣について見ていきましょう。

毛穴のトラブルを引き起こす習慣

スキンケア用品を色々試してみたけど、一向に良くならない。

もしかすると、生活習慣に原因が潜んでいるかもしれません。

これを読むことで、
「え、知らなかった!」
「気付かないうちに肌に負担をかけてたんだ」
という発見があるかもしれません。

もしできそうなら、生活に取り入れて改善を目指していきましょう。

美顔ローラー・マッサージ

美顔ローラーやかっさ、フェイスマッサージをすると、むくみの解消や小顔効果が期待できると思いますよね?

ですが、
肌は摩擦を与えるほど皮膚がたるんでしまいます

特に、日本人は皮膚の表面が非常に薄く、欧米人の3分の2ほどの厚さしかありません。
その分摩擦にも弱く、ローラーやマッサージをすると肌は傷ついてしまいます。

また、皮膚の1番外側の層の角質層内にあるセラミドという保湿成分は、どんなに過酷な環境でも潤いを保てますが、摩擦には弱いという性質があります。

枕に顔がこすれるなどの日々のちょっとした摩擦でも水分を保っていられないんです。

セラミドを失うと、保湿だけでなくバリア機能も一気に低下します。

その結果、
紫外線ダメージを受けやすくなり、コラーゲンやエラスチンといった肌の若さを保つ成分もダメージを受けますし、乾燥するようになって毛穴が開き、吹き出物ができやすい肌になってしまうのです。

肌をたるませず、潤いを保ち、毛穴を開かせないもっとも簡単な方法は、触らないことです。

長時間のメイク

長時間メイクをしていることは良くないと分かっていても、仕事の疲れや飲み会などで、気付いたらそのまま眠ってしまっていたという経験をしたこともあるかもしれません。

一晩で急に肌の状態が悪化することはありません。

でも、メイクをしてから何時間も経てば肌に残ったメイクや汚れ、大気汚染物質などが皮脂と混ざり合って酸化し清潔な状態ではなくなります。

そのままメイクオフをせずに寝てしまうと、毛穴の開きや、黒ずみ、シミやしわを作る原因になりかねません。

雑菌が繁殖することでかゆみや炎症を引き起こす可能性もあります。

また、ファンデーションやアイシャドウなどに含まれる顔料が、必要な皮脂や水分まで吸収してしまい、肌の乾燥を引き起こしてしまいます。

長時間メイクを肌にのせていていいことはひとつもありません。

シャワーを直接あてる

シャワーの水圧は想像以上に刺激が強く、肌への負担となります。

外部の刺激から守ろうと肌が硬くなるため、つまった角栓が取れにくい状態になってしまいます。

また、刺激によって肌が弱ることで、赤みや吹き出物、くすみやたるみの原因にもなります。

水温が高いと、潤いはもちろん、肌の中の大切な油分まで奪ってしまいますし、

さらに水圧が強いと、メラニンを作るメラノサイトを刺激しシミの原因になります。

洗顔するときは、30~35℃くらいのぬるま湯を手にすくって、こすらず優しくすすぎましょう

洗顔方法を見直すだけで、肌のターンオーバーが促されるため、乾燥や赤み、吹き出物、くすみやたるみ、毛穴の目立ちが改善されます。

しっかり洗顔・ピーリング

日本人は世界で一番洗顔をすると言われています。

朝に洗顔料で顔を洗い、夜はメイク落としと洗顔料でダブル洗顔をしている方は多いのではないでしょうか。

洗顔料は洗浄力が高いため、必要な水分や油分まで奪われ、過剰に皮脂が分泌されるようになります。

すると、正常な肌のターンオーバーができなくなり、乾燥やくすみ、毛穴の開き、黒ずみ、しわ、シミ、たるみなどのトラブルを引き起こします。

洗顔時に大切なのは、肌が本来持つバリア機能を妨げずに正常に保つこと。

洗いすぎて、必要な皮脂まで落としてしまうことで、乾燥や湿疹、細菌感染症、アレルギーのリスクにも繋がります。

ニキビ予防のために一日に何度も洗うのは、逆効果になります。

洗いすぎて乾燥した表皮が角質層を厚くするため毛穴が硬くなり油分が詰まることで、かえってニキビが悪化してしまうんです。

スクラブや泥などの吸着系洗顔料も皮脂や潤いを奪ってしまいますし、酵素洗顔の分解酵素は肌にあるバリア機能まで分解してしまいます。

優しく洗っていたとしても、洗顔は肌にとって大きな刺激になります。

すすぎは70~80%くらい落ちたらOKです。
多少のすすぎ残しは、タオルで拭いたり化粧水をつけたりしていると自然に落ちます。

毛穴パック

毛穴パックや角栓を指で押しだしたり、ピンセットで引き抜いたりすると、かえって毛穴の状態を悪化させてしまいます。

毛穴の周りの皮膚に圧力がかかると、角質層が硬くなって毛穴が目立つようになります。

毛穴の皮脂汚れは、無理に取ろうとしないこと。

最も大切なのは、毎日の正しいスキンケアです。

新陳代謝を促す生活を送っていれば、次第に黒ずみも取れ、毛穴自体が目立たなくなってきます。

自己流のケアで角栓が取れたとしても、一時的に過ぎません。
毛穴の中も常に新陳代謝を繰り返しているので、すぐに角栓ができます。

ほとんどの肌トラブルの根源は摩擦と刺激です。

皮膚の摩擦を減らすことで、肌は柔らかくなり、キメが整うことで、毛穴に詰まっていた皮脂や角栓が取れやすい状態になります。

長時間のフェイスマスク

シートマスクを5分、10分と放置してしまうと、肌の水分や皮脂をコットンに奪われてしまいます。

使用時間の指定があるものを除いて、肌にフェイスマスクをのせておく時間は3分までが良いです。

 

「洗顔後に軽く化粧水をつけただけでは肌が突っ張る」

「フェイスマスクをしないと調子が悪い」

という場合は、すでに肌の乾燥が進行しています。

 

肌が乾燥する原因は、表皮の角質層が傷ついて皮膚のバリア機能が働かなくなってしまっているから。

そんな状態でフェイスマスクをしたら、余計に皮膚がふやけて水分が蒸発しやすくなってしまいます。

 

見直すべきは、

洗顔の方法や頻度です。

 

肌の新陳代謝であるターンオーバーによって角質層を再生させましょう。

 

また、化粧水は「肌の水分を補うもの」ではありません。

フェイスマスクをした時は「肌がぐんぐん化粧水を吸い込んでいる」と感じても、真皮はおろか、たった2㎜の表皮にすらとどまらずに蒸発し、乾燥します。

化粧水にできるのは、肌をクールダウンさせて炎症を抑えたり、美容成分で角質層の働きを整えることです。

スキンケア用品を冷蔵庫で冷やす

冷たい化粧水を肌に塗るときゅっと毛穴が引き締まるような気がしますが、一時的に過ぎません。

すぐに元に戻りますし、冷たすぎる温度変化も肌にとっては大きな刺激になります。

化粧水の目的は保湿でも毛穴の引き締めでもなく、肌表面の角質層を整えることです。

常温で保管した化粧水を手で軽くあたためて、肌になじませるようにしましょう。

夏しか塗らない日焼け止め

肌の老化を進める一番の要因は、紫外線です。

紫外線にはUVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)がありますが、UVAは真皮を構成しているコラーゲン線維の性質を変えてしまいますし、紫外線により発生した活性酸素は細胞の酸化を引き起こし、しわやたるみの原因になります。

他にも紫外線は、肌老化の大きな原因であるAGE(終末糖化産物)も増やします。

AGEが生じるとコラーゲンを分解する酵素が作られるため、コラーゲンとエラスチンの弾力が失われ、肌がたるんでしまうのです。

紫外線は、季節や天候に関係なく降り注いでいます。

日焼け止めクリームに加え、日傘や帽子、サングラスなどを併用して、紫外線の悪影響を最小限に食い止めましょう。

糖分の取りすぎ

甘いものは別腹だし、日々のストレス発散にもなります。
甘いものを楽しみに生きている女性は多いのではないでしょうか?
私だけでしょうか…?

糖質は体内で筋肉や脳を活動させるためのエネルギー源ではありますが、必要な量はごくわずかです。

消化しきれなかった糖質は、中性脂肪として皮膚の下(皮下脂肪)や内臓(中性脂肪)の脂肪細胞に蓄積されます。

さらに、糖質はたんぱく質と結びつくことで「糖化」し、老化の原因となる「AGE」を作り出してしまいます。

美容のために積極的に摂りたい栄養素であるたんぱく質が不足してしまうのです。

たんぱく質は、筋肉や骨、皮膚や血液などの主成分です。

代謝を促すホルモンの多くはたんぱく質を材料に作られますし、全身の筋肉量を増やす手助けにもなります。

代謝を高めるために、筋肉を作ってくれるたんぱく質の摂取は重要です。

糖質はなるべく控えめにして、その分たんぱく質を多めに摂ることを心がけるといいでしょう。

1日3食摂る

3食しっかり摂ることが健康的な生活だと教えられてきましたよね?

ですが、食べ物を消化するためにあらゆる器官で消化酵素が分泌され大量に使われます。

アミノ酸やビタミン、ミネラルも消化のために使われてしまうんです。

すると、代謝酵素にまわす栄養素やエネルギーが不足して、古い細胞が新陳代謝されないなど体内の活動が滞り出します。

一日三食が当たり前というのは固定観念に過ぎません。

人は強いストレスを受けると、より強い刺激で打ち消そうとする性質があります。

味の濃いものや脂の多いもの、甘いものなどの摂取は強い刺激となります。
言い換えると、
こういったものが食べたくなるのはストレスの影響もあるかもしれません。

ウォーキングやジョギングは食欲を抑え、満腹を感じるホルモンの分泌を促すだけでなく、幸せホルモンも分泌されます。

ストレスをため込んでいる自覚があるのであれば、日常に軽い運動を取り入れるのもおすすめです。

今、本当に空腹なのか?
ストレスをため込んでないか?

自分に聞いてみて、調節してみましょう。

たばこ・飲酒

喫煙によって身体に酸化ストレスがかかると、シミやしわ、毛穴の開きが促進されます。

ニコチンが毛細血管を収縮させるため、血流が悪くなり、皮膚に栄養が行きわたらなくなって、肌のバリア機能も低下してしまうのです。

また、ニコチンは、抗酸化作用や毛穴の引き締め作用、代謝促進など肌にとって優れた作用をもたらしてくれる体内のビタミンCを破壊します。

アルコールは、利尿を抑えるホルモンの働きを阻害するため、利尿作用が働き脱水を引き起こします。

また肝臓では、小腸から吸収されたアミノ酸を合成してたんぱく質をつくったり、糖質や脂質の代謝にも大きく関わっています。

そこにアルコール分解という仕事もさせることで負担が大きくなり、様々な代謝が低下します。

また、美肌作りの手助けをしてくれるビタミンやミネラルも消費されてしまうのです。

習慣的な飲酒はやめて、飲むときは水分補給をしましょう。

睡眠不足

睡眠は、自律神経が副交感神経優位になり、身体は休養モードに入ります。

このときに脳から出る成長ホルモンの分泌が高まり、肌細胞に働きかけ、保湿成分やコラーゲンなどの生成を促進します。

睡眠時間が不足していると成長ホルモンが十分に分泌されずに代謝も低下。

ホルモンバランスが乱れて皮脂分泌も活発になり、毛穴が開いたり、肌荒れを起こしやすくなってしまうのです。

睡眠は、時間だけでなく質も大切です。

寝る直前に食事を摂ると、消化器官が消化吸収のために活動しなくてはならず、身体は休めません。

そうなると、成長ホルモンの分泌が正常に働かなくなります。

成長ホルモンは睡眠に入って1.5~3時間後に最も多く分泌されることが分かっているので、このタイミングで深い眠りにつけるように、寝る前の食事は避けるようにしましょう。

 

まとめ

肌トラブルを引き起こす習慣を見てきました。

  • 肌は摩擦や刺激に弱い。
  • 優しく洗っていても、洗顔自体が肌にとっては刺激になる。
  • 化粧水は保湿のためではなく、肌表面の角質層を整えるため。
  • 洗浄力のたかい洗顔料はお肌本来のバリア機能を低下させてしまうから、肌に悩みがあるならまずは洗顔料の見直しをしてみるといい。
  • フェイスマスクで毛穴が引き締まったように感じるのは勘違い。
  • 毛穴パックではなく、自分に合った正しいスキンケアを見つける。
  • 新陳代謝を促す生活を送る。
  • 熱いものも冷たいものも肌には刺激が強い。
  • 紫外線には年中対策を。
  • しっかり睡眠時間を確保して健康的な生活を。

健康的な生活が肌にも大きく影響するんですね。

確かに、甘いものばかり食べて、深夜に間食、遅くまで起きて睡眠不足な生活を続けていたら、毛穴が気になるようになったので、大きく関係しているのかもしれません。

取り入れられるものがありましたら、ぜひ試してみてください。

少しでも参考になったらうれしいです。

 

 

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